予言答え合わせ記録 整理番号 No.0019
「石油は1970-80年代から約30年で(=2010年前後までに)枯渇する」
発言者
可採年数統計の通俗的解釈として流布した通説
可採年数統計の通俗的解釈として流布した通説
発言日
1970-80年代
1970-80年代
対象期日
2010-12-31
2010-12-31
外れ 判定済
当所の4段階判定(的中/部分的中/外れ/判定保留)のうち、本件を「外れ」と判定する。期日を過ぎても中核主張が成立しなかったためである。
R/P ratioは確認埋蔵量を当年生産量で割った在庫指標で、固定された枯渇予定日ではない。2010年以降も石油生産は継続し、探鉱・技術進歩・採算条件の変化で可採年数は更新され続けた。
- [1]Energy Institute/BP Statistical Review系の確認埋蔵量・生産量・R/P ratio(可採年数)統計と、それを枯渇時期として読む通俗解釈
- [2] energyinst.org
- [3] large.stanford.edu
- [4] sciencedirect.com
所感 30年後も「あと30年」と言っていた。
「可採年数」は在庫指標であって余命宣告ではない、という統計の読み方教材。何十年経っても「あと30〜50年」のままなのは、ガソリンメーターではなく冷蔵庫の中身を数えているから。